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2020年4月7日、最初の緊急事態宣言が出されました。

この日の東京都の新規感染者数は87名でした。

 

それから約16カ月が経過した2021年8月になると、新規感染者数は5000人を超える日が頻発しています。

少なくとも、首都圏においては、いつどのような経路で感染するか、もはや予測が困難な状況であると言えます。

 

分譲マンションでは、複数の人々が同じ建物の中で生活し、エントランスや廊下、そしてエレベーターなどの共用部を日々利用することになります。

そんな中で、自分の住むマンションから感染者が発生したらどうしよう、或いはすでに感染しているものの、

無症状であるため表面化していないだけかも、自分自身は大丈夫だろうか、などと不安は尽きることがありません。

すでに多くの識者や専門家が、感染防止にかかる様々な情報を発信しております。

 

マンションの管理を担う管理会社も、感染防止に資するためのあらゆる手段を講じている事でしょう。

このような、いわゆるコロナ禍の中でマンション大規模修繕工事を計画、または実施していくことに対しては、誰もが慎重になる事と思います。

感染リスクを避けるために、計画を延期する選択肢もあります。

 

とはいえ、いつ新型コロナウィルスが収束するともしれない現在の状況の中で、

いつまでも修繕を先延ばしに出来ない事情をお持ちのマンションも存在することと思います。

 

今回は、修繕工事の会社がどのような対策や準備の下でマンション大規模修繕工事を実施しているのかをご説明いたします。

 

まず幸いなことに、マンション大規模修繕工事は主に建物の外部に対して施される工事が主になります。

部屋の中に入って作業を行う事は稀ですので、配慮すべき点を絞って、それぞれ対策できることがあります。

 

敷地内の居住者の動線を確認し、施工者との動線分けを行います。

これは建物によっては、完全に二者の動線を分離できない場合もありますので、

その場合は居住者の動きが多い時間帯を確認し、時間帯で動線が重複しないように分けるなどの対応も検討します。

 

また、エレベーターの利用に際しては、居住者との同乗を行わないなどの配慮を行い、居住者と施工者の動線を可能な限り分離していきます。

現場入場時の健康チェックと消毒作業は、もはやデフォルトになりつつあると言えますが、その徹底に関しては、どの施工会社も工夫を凝らしている事でしょう。

そして、作業終了時には接触したドアノブなどの消毒を行い、感染源となり得る環境にならないよう対策しています。

 

大規模修繕工事期間中に必要になる、施主や居住者と施工者間のコミュニケーションに関しても、リモート環境の確保がスタンダードになってきました。

このように、現在の急激な感染者の増加と、マンション大規模修繕工事の現場には、少なくとも因果関係を見つけることは難しいと言えるでしょう。

 

しかしながら、これがマンション大規模修繕工事の関係者からの感染者が発生しないことを担保することになるのかと言えば、

それはまた別の話になります。

 

マンション大規模修繕工事の関係者も、業務外では一個人である以上、感染者となる可能性を完全に切り離すことは出来ません。

 

大切なことは、万が一、マンション大規模修繕工事の関係者の中から感染者が発生した際、

その具体的対応を施工会社が明確に示しているかどうかを事前に確認する事です。

 

感染者発生の際の対応は、その大筋については既に各社とも国土交通省のガイドライン等に沿ったものになるでしょう。

しかし、詳細な対応については、会社によって取り組み方に違いがあると考えられます。

 

有事の際の対応が、安心できる内容になっているかどうか、工事請負契約に影響があるのか、

そして発注者に対しての不利益の有無など、事前に詳しく確認することを心がけてください。

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